浄 瑠 璃 寺 平成16年10月12日 京都府相楽郡加茂町大字西小

浄瑠璃寺は萩の花も綺麗だと、観光地図に書いてあったので行って見ました。
しかし萩には遅く、紅葉には早い、でも吉祥天女像が公開中(10月1日〜11月30日)だったので満足でした。
この寺は東の薬師仏をまつる三重塔、中央宝池、西の九体阿弥陀堂から成り立っている。
寺名は創建時のご本尊、薬師仏の浄土である浄瑠璃世界からつけられたそうです。

九体阿弥陀堂と宝池・薬師仏をまつっている三重塔・コスモスと三重塔



浄瑠璃寺は紅葉が多いので、色ずく頃が待ち遠しい!
お彼岸の中日に九体仏の中尊、来迎印の阿弥陀仏の後方へ太陽が沈む。

吾亦紅(われもこう)の花が咲いていた。
池の隅を指を指し、お寺の方と何かお話をされている50歳半ばの男の人に、「何かあるんですか」
と尋ねた所、吾亦紅と言って不倫の小説に出て来るんですよ。」と言っていた。



浄瑠璃寺の辺りは当尾(とうのお)といい、石仏の多い場所です。
大門の摩崖仏は、谷間の巨大な花崗岩に、2.7mの仏像が彫ってあります。

浄瑠璃寺の付近の民家と稲穂

11月に紅葉が綺麗ですので、行ってみてはどうでしょうか!!
浄瑠璃寺には、奈良駅から近鉄バスが便利です。
車では、奈良ドリームランドの前をを北に行き、JR加茂駅2kぐらい手前(浄瑠璃寺の標識)を右折。
もしくは、東大寺大仏殿の横から旧柳生街道を通り、岩船寺をへて行く道もあります。


追加
平成18年暮れのNHKの紅白を見てから一言。
「今思えば、浄瑠璃寺の池の前に居った人は、吾亦紅の歌を作ったすぎもとまさとに似ていたなあ〜」

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