徳 島 旅 行 平成21年8月17・18日

和歌山港から徳島港までフェリーが千円と言う事話を聞き、前から行きたかった徳島美波町に行って来ました。


17日AM2時40分の和歌山港発徳島港行き南海フェリーに乗り、仮眠する場所を確保して甲板で和歌山港を写す。



着く20分程前に甲板に出て、徳島港付近の海岸の灯りを眺める。



早朝の4時50分徳島港に着き香川県に向かう。讃岐うどんを食べるためにネットで下調べしておいた
「山越うどん」「宮武うどん」を目指して車を走らす。
海岸沿いのR11号線を走り、鳴門市を越えた頃完全に夜が明け、路肩に車を止めて日の出を写す。



山越うどんはR377とR32の交わる地点近くと地図にあるので、R11から引田駅付近でR377の山越えを行く。
ガソリンが少なくなり、山道で車で休憩していた地元の人に聞くと、山から下りてさぬき方に行き、広く新しい道を
走った方が良いと聞きそのようにする。



道を間違えタクシー会社に聞きに行くと、「山越うどんに行くのか」と運転手が何人か集まって来て
こっちの道が近いとそれぞれが言うので困った。しかし一人が地図を書いてくれたのでそれを行く事にした。
親切なタクシーの運ちゃん有難う。
ネットランキング1位の山越うどんにたどり着くが、駐車場の前に「16.17.18日連休致します」と書いてある。
「ちくしょう〜」めげずに2位の宮武うどんを目指す。その前に付近の道の駅でトイレ休憩と地元の野菜を買う。
レジで小母さんに宮武うどんにこれから食べに行くんですが美味しいですかと聞くと、「忙しすぎて6月に閉めたよ」
と言う、え〜これで2連敗だ。
ここから近いのは6位の「長田うどん」だ。またまためげずに車を走らす。R32が新し道になっていて
ネットで調べ取った地図が古くまた迷ってしまった。
JAに「長田うどん」への道を聞きに行き、大阪からネットで調べてうどん食べに来たと今までの事情を説明すると、
カウンターの4人の若い女性の方が視線をこちらに向けて愛想良く「大阪の何処から来たのですか?」
と話しかけてくれるし、奥から30歳後半の上司ぽい人が出て来て地図を書いてくれた。ここでもとっても親切だ。
うどんに対する香川県民の思いの強さが感じ取れる。
香川のうどんは美味しいのでいっぱい食べていって下さい。と若い女性の職員がそろってニコニコ顔で言ってくれた。
「有難う」と目尻を下げ満面の笑顔でうどん屋へ向かったのでありました。
カーナビが無く迷ってばかりだが、土地の人の親切にふれると、迷ってみるのもいいものだと負け惜しみぎみに
そう思うのです。



美波町日和佐浦の大浜海岸はアカウミガメの産卵地として有名で、10月からのあさドラの「ウエルカメ」の舞台にもなる。
6月から8月に産卵に来るらしい。来れば放送で知らせると言っていたが、この夜は来なかった。



次の朝5時に起き近くの防波堤で朝食を予約していた8時半まで居たが、地球は何回も釣れるが魚はいなかった。
宿舎の前に水槽があり、アカウミガメが入っていました。



JR日和佐駅隣の「道の駅日和佐」で買い物をしてから、大浜海岸のえびす洞をはさんで向かい側のえびす浜の波とで
日没近くまで魚釣りをしましたが、釣りの成果は無しでした。
えびす洞の前で小さな漁船が漁をしていて、その漁師の立ち振る舞いが流石で自然とカメラを手にし、
シャッターを10枚程切っていました。



釣り場からえびす洞とその向こうに大浜海岸が良く見え、夕景がとっても美しいく見とれてしまった。



徳島港午後10時に南海フェリーに乗り和歌山港に向かう。
予約無しで乗船したので最後になり、場所取りが遅れて甲板で2時間を過ごす。
蝶か蛾かが甲板に振り飛ばされないようにすがりつき、こらえている者が何匹かいました。無賃乗車してますよ〜。



真っ黒な海を見ていたら、時折すれ違う船の明かりの美しさに魅了される。


和歌山港0時着。
24時間営業の映画館や本屋がある超大型スーパーで買い物をすませ駐車場で40分程居る。
夜食とトイレ休憩をして大阪の我が家へひたすら車を走らせた。
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