雪 の 金 剛 山 平成23年1月31日 |
南海難波駅8時19分発の橋本行き急行に乗り、河内長野駅でバスに乗りかえる。 金剛山ロウプーウエー前行きに乗って金剛登山口で降り、少し戻って茶店から千早本道で金剛山に登る。 登り始めは雪も路肩に積もっているだけでアイゼンはいらなかったが、すぐに雪道になる。 雪もよく踏まれていて歩きやすいので付けず中間地点のウルトラマン・バルカン星人まで行く。 [金剛山本道 人生も 山も 苦しみも 喜びも 後半分]の石碑がある。考えさせる言葉だ。 その近くに休憩所があり、そこでアイゼンを靴に装着する。 90歳の人に「もう雪山は登らないから」と10本爪の本格的なアイゼンを貰った。 それで、前から高見山の樹氷を見たいと思っていたのでアイゼンならしに金剛山に登ろうと思った。 いよいよ本格的な雪中登山になる。 樹氷が見えて来た。 道が二つに分かれていたが、迷わず右の見晴らしの良い方を選ぶ。 雪が大分深くなって来た。 下りて来る小母さんはかなり寒そうにしている。私も最後の所はキツイ上り坂でしかも大分着込んでいたが寒い。 やっと山頂近くの広場に着いた。 ここは、金剛山登頂回数を記念して50回以上から名前が張り出されている。 一番登頂回数多い人は壱万回以上でお一人です。二番目が九千五百回以上一人、次が九千回以上二人です。 見ていると隣の人に「壱万回凄いですね。」と話しかけたがその人も張り出してもらっているらしい。 二千五百回以上の所に張り出されていてもう直ぐ三千回登頂になるそうです。素晴らしいですね。 名前も聞かせてもらったので、今度来た時三千回以上の所に移っているか楽しみが出来ました。 横に時計台ならぬ温度計台があり、なんとマイナス8度、寒いはず。後ろを通り過ぎる人が 「さっきまでマイナス9度だったのに一度上がってる」と言って通って行った。 他の人に「ちょっと前までマイナス9度だったそうですよ」と声をかけると、その人は「2週間前に登って来た時は マイナス10度で首筋に掻いていた汗が凍っていた」と言っていた。 奥に売店があり食事も出来、人が沢山入っているようでした。山頂に行く途中鎌倉が作られていた。 その鎌倉の前に登頂のスタンプをついてくれる所があり、直ぐ山頂です。 金剛山国見城址に金剛山頂の立て看板があり大阪平野や大阪湾が一望できる。 山頂から美しい樹氷が見れ大感激し、夢中でシャッターを切りました。 水彩画の様であり、 墨絵の様でもありました。 転法輪寺と葛木神社を通り展望台へ。葛木神社の建っている所が1125b葛木岳、金剛山の本当の山頂。 展望台の上から奈良側(東)を写す。 展望台の上から和歌山側(南)・大阪南部側(南西)を写す。 香楠荘の前を通り伏見峠からケーブル前バス停まで下山する。急な坂道で雪多し。 4時代まで各時間44分(平日)のバスが行った所で、がっかり! 寒かったが、楽しい雪中(耐寒)登山でもありました。 |
平成23・22年トップへ |