山 陽 旅 行 平成28年1月

早い時期に広島の呉に安いビジネスホテルを見つけ、暖冬という事もあり山陽地方と山陰地方を回る予定を立てて2連泊の予約をした。
間近になって寒波が来て山陰方面は駄目だなあと思ったが、山陽道なら行けると考えて取りあえず行く事を決断した。


琴奨菊が日本人力士として10年振りの優勝を遂げた1月24日の夜7時半頃家を出て0時頃着の予定で近畿道に乗り吹田ICから山陽道を走る。吉備SAで車で15分休憩をとった後トイレに行き中に入るり、そこで道路地図の情報板を見ると、東広島呉自動車道の高屋JCTまで通常に走れる。
急いで車に戻り高速で走らせ、福山東辺りから雪が降ってきて尾道ICを過ぎた辺りから猛吹雪で前が見えない。
トンネルに入り猛スピードで走り出口の手前でスピードをおとし、出るとスキー場状態でしかも吹雪で前が見えない。
小刻みにブレーキを踏み減速し徐行運転をする。車が進まなく止まりがけた時左側に八幡PAの明かりが見え急いで駆け込んだ。すぐに道路が閉鎖されそこで13時間半閉じ込められる事になる。

そこは24時間のコンミニが有ったので救われたが店員さんに「去年普通車の方が2日間ここに居られましたよ」と隣に居た若いトラックの運転手さんが「僕も去年2日閉じ込められた」と・・・。絶句して車に戻る。
車のエンジンを掻けたまま仮眠をとるがほとんど寝むれない。
朝がきた頃、夜通し高速道路を除雪していた除雪車がPAに入って来て周りの雪を取り退いてくてた。

朝7時過ぎにおにぎり2個と卵サンドと熱いペットボトルのお茶を2人分コンビニの人が炊き出しですと言って配ってくる。
NEXCO西日本の「時間が長時間経っているのでETCが開かない場合があるので一般の出口から出て下さい」と書いた物と一緒に配られたのでおにぎり等もNEXCO西日本から出ているのだろう。

昼食をPAのデイリーヤマザキの食堂で食べていた時、店の人が「道路が閉鎖されていたのが解除になりました」と言ってくれた。 午後1時過ぎ頃に八幡PAを出る。



呉についたのが2時半頃でもう遠くに行けない。近くで良い所がないかと地図を見ていたら安芸灘大橋を渡り下蒲刈島、上蒲刈島に県民の浜、大崎下島に御手洗の街並み、と地図に書いてある、何れも橋を渡って行くとが出来る。
そこに行く事にした。

上蒲刈島の[県民の浜海水浴場]と町直営の宿泊施設[県民の浜・輝きの館]と別館の温泉施設。


県民の浜に昔の塩作りの跡がある。










大崎下島の御手洗の街並み。シーボルトも吉田松陰も立ち寄った場所らしい。



日本家屋と洋館建てが混在して独特な雰囲気をかもし出している。






25日の夜は呉に泊り、翌朝山口県下関市に向かう。チェーン規制があり山口南で降り小郡道路から宇部道路、
宇部JCTから下関へ。

         途中の雪景色               下関水族館    唐戸市場・奥に九州の門司  ふぐずくしを食べる


源氏と平家の戦いの壇ノ浦。長州藩が黒船に大砲を撃ったのもここだそうです。上に九州に渡る関門橋が架かる。



平家一門のお墓がある赤間神社も壇ノ浦の近くにある。



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