東北一周3日目 山寺、蔵王、五色沼 平成28年7月20日

「山寺」、正式名は「宝珠山立石寺」という。根本中堂、芭蕉像の前を通り、山門から石段を1015段登って仁王門、
納経堂・開山堂、五大堂、奥之院・大仏殿をお参りする。



「せみ塚」の辺りは切り立った断崖が迫ってきて圧倒される。
「閑(しづ)かさや岩にしみ入る蝉の声」松尾芭蕉の声が聞こえてきそうだ。



仁王門を過ぎ石段を上り切ったら性相院があり、奥之院・大仏殿と納経堂・開山堂とに石段が分かれる。
先に納経堂・開山堂、に行く。



ちょっと上に五大堂がある。見晴らしの良い所で少し休憩をする。



奥之院・大仏殿が一番高台にあり、石段を上りお参りする。



下って行くと、上ってくる時に気付かなかった修行の岩場が見える。昔は修行者の行場だったということだ。
山門を出ると、前に茶店があり、串に刺した玉コンニャクが鍋に入って売っていた。
味噌を付けてくれて百円、妻と1本ずつ食べたら意外と美味しい。
立石寺本坊の前を通って外に出た。駐車料金五百円が土産物を買うとタダになると言うので勿論買う。



蔵王エコーラインと蔵王ハイラインを通り駐車場に止めて、蔵王山頂レストハウスの前を通り御釜の見える
展望台まで約2分歩く。
御釜は火山の噴火口に水が溜まって出来たカルデラ湖で釜のような形をしているのが名前の由来。
エメラルドグリーンの美しい湖面で晴れた日は特に美しい。



8分程上ると神社や石碑がある刈田岳山頂に着く。見晴らしも良い。
駐車場に下りて来たら、前の景色が美しいので写真を撮る。



駒草平を歩き展望台へ行くと落差97、5mの不帰(かえらず)の滝が見えた。
高山植物の女王・コマクサの群生地。



沼尻温泉近くの広い空き地に車を止めて吾妻山や磐梯山と見られる山並みと、本近くのスキー場のリフトを
写真に撮る。



五色沼の毘沙門沼から景色を見る。前に紫陽花が見ごろ、後ろに磐梯山、天気も良くラッキー。



桧原湖に行ったが誰もいなくてすぐに毘沙門沼付近に戻る。
諸橋近代美術館の前でカーナビで自宅を検索すると到着時間AM4時25分。え~!
急いで帰る事にし、猪苗代磐梯高原ICから磐越自動車に乗って大阪に向かう。



東北自動車の那須高原SAで夕食を取る。
私が都市高速を通るのは、田舎の人が阪神高速を走るようなもの。ネットで調べて圏央道が最近できたのを
知り走る事にしたが古いカーナビでは入るJCTがでず羽生PAで止まり確認し「久喜白岡」JCTで入った。
回りながらどちら方面かと2者選択の標識が出た。一方向に一つ「つくば」があった。「つくば」じゃ無いと懸けに
でて他の道を行く。妻が次のPAが菖蒲だったら合っているとPAで貰った地図を見て言うので次を注目した。
期待どうり菖蒲PAだったので夫婦で「勝負(菖蒲)に勝った」と喜んだ。到着が深夜になるのが決まっていたので、
高速道路の料金が30%引きになると思っていた、それがここまでの30%引きが駄目になると思い必至だった。
止まった羽生PAは江戸の街並みのような作りだ。写真右側2枚がそれ。


新東名自動車道を走り、新名神自動車道を走、京滋バイパスを走り、第二京阪を走り近道をした。
それにスピードを出したのでAM3時20分に自宅に着いた。
今回の東北一周で日本一周だ~。

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