おおさか環状自然歩道・北摂の山U_5 平成22年5月10日

JR島本町駅
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若山神社
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尺代集落
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乙女の滝
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水無瀬川沿い
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大沢集落大沢杉
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釈 迦 岳
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ポンポン山山頂
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本 山 寺
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神 峰 寺
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上ノ口バス停

上ノ口バス停を降り、北北東にぽんぽん山方面の神峰寺(かぷさんじ)に向かう。
参道の緩やかな上り道を歩いていると、同行者が「昨日この辺沢山雨が降ったんかなあ」と言う。
小川をセメンで固めたのような幅1、5メーター位の側溝の水量が大変多いのだ。
犬を連れて散歩をしているおじさんに「昨日この辺大雨が降りました?」と聞く、水量が多いのは
溜池のせきを切って順番に田んぼに水を引いているからだそうだ。

また、少し歩いていると土手で何かを探している小母さんに出会った。「何をしているんですか?」と尋ねると
一つ草をむしって見せ「馬の鈴草を観察しています。珍しい草でジャコウアゲハが好み花も咲きます」
どんな蝶ですか?と聞くと、クロアゲハに似てると言う。どうも黒っぽい蝶のようだ。

墓地を通り越し上って行くと神峰寺(かぷさんじ)がある


かなり上った山中に本山寺があり、毘沙門天を本尊としています。
役の行者が葛城山で修行中、このあたりに五色の彩雲がたなびくのをみてこの地に来て行をし、
毘沙門天の像を刻み堂をかまえました。時は696年のことです。
本堂内には聖観音立像、御本尊毘沙門天王像、不動明王等が安置されています。



夫婦杉を通ってしばらく行くと西側に開けた場所があり、前回行った竜王山や箕面方面が良く見てた。

 


ぽんぽん山の頂上より、西側から北側を見る。



ぽんぽん山の頂上より、北側から南東側を見る。



ぽんぽん山から釈迦岳に向かう途中、京都側に下りる分かれ道がある。そこまでが東海自然歩道と重なって歩く。
(箕面ビジターセンターからここまでが東海自然歩道の道標を見ながら歩く。)
ここからがまたおおさか環状自然歩道の道標になる。



釈迦岳から大杉に出て、東側に一気に下る。ここは前回来た時とかなり景色が違う。
どうも山が崩れたらしい。上部が岩石で断崖のようになっていたはずだ。
植林を沢山しているのは山肌が滑ったからだろうか?プラスチックの筒に入っているのが植林された若木だ。



大沢の集落まで下りてきた。



道路沿いに椎茸が売っていた。
椎茸を栽培している人が店を出しているようで、五百円で肉厚のある椎茸が沢山あるので買いました。

大阪府の天然記念物・大沢の杉を見て来ました。周りを木のサクで囲ってあり、屋久島の縄文杉とは
いかなくでも、そこそこの貫禄で圧倒されましたが、カメラの腕前がついていけず残念。



大沢の教育キャンプ場からギロバチ峠を越え、水無瀬川沿いを尺代の集落まで行きました。



途中、乙女の滝を見てから尺代に向かう。



道沿いに綺麗な花が群生していました。



尺代の集落を通り、若山神社まで急ぐ。



境内は誰もいなくひっそりとしていて、千二百年の歴史をかみ締めてこの神社を通らせて貰いました。
境内から天王山の山並みが良く見えました。



JR島本町駅まで平戸ツツジが見送ってくれ、おおさか環状自然歩道・北摂の山Uが終了致しました。


次からは生駒の山々を歩きます。乞うご期待下さい。
有難うございました。
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