おおさか環状自然歩道(和泉地区)和泉山脈 平成22年11月9日


JR和泉砂川駅
   ↑
つづらば畑
   ↑
(ボンデン山)
梵 天 山
   ↑
サ サ 峠
   ↑
鎌 尾 根
   ↑
城 ヶ 峰
   ↑
生 草 橋
   ↑
犬鳴山バス停
   ↑バス利用
泉 佐 野 駅


犬鳴山バス停を降り温泉街に入り橋を渡って直ぐ右に川原の横の道に下り、10分位歩くと車道に出る。
昭文社・紀泉高原の地図ではそこを右に行き紀泉閣で生草谷へ山道に入るようになっていたが、
出た所に道標があり左に行くように矢印がある。
生草橋0.1kmとは書いてあったが入り口に道標が無く、橋の際の道も分からずどんどん進んで行き
和歌山の県境の採石所まで歩いてしまった。
引き返しの途中、行きしなコンクリートの階段あったのを知っていたがこんな所ではないと通り過ごした。
その前のガードレールに赤で矢印がしていたのでその階段を上って行ったが道が分からず引き返す。悪戯だ。
元の道標まで戻り、見直して生草橋の道を探す。そこから山道に入り生草谷の林道に出て城ヶ峰を目指した。
小一時間ロスをする。



分かり易い安定した道を城ヶ峰へ上って行くが、丸太を組んだ立派な道の案内板が3箇所位あり、
「こんな所に続けて高そうな物を設置するのはもったいない!」と同行者がつぶやく。
城ヶ峰に着き、三峰山には行かず、鎌尾根、ササ峠方面に行く。三峰山は昔、姿の美しい山であったが
採石されて崩れて来ていると何かに書いていた。間違って立ち寄った和歌山県境の採石所の事だろう。

                                                  少し下った場所から見た城ヶ峰


赤松のマッタケ山の中を{10〜11月入山禁止}の看板を見ながら進む。
木岐の間から樽井方面の海や町が見えて来る。この辺りから左(南)に向きを変え山が連なっている方へ向かう。



ツルツル滑る尾根道を下って行く。城ヶ峰からササ峠まで地図で見ると1時間だがもうとっくに1時間過ぎている。
滑るので早く進めないのか?と思いながら、はっきりしたハイキング道でもないし道標も無く、
背後の山以外はぐるっと見えるが山々が連なっていて建物や道路、海も見えない、引き返す事も考える。
こんな所に簡単な道標があったら心強いのだが、しかしこんな場所に限って道標が無い!

道が間違っていないか心配になる、何も無い山のど真ん中の谷に下りて行く、大阪府なのにと目を疑う。



やっとササ峠に出た、道標を見てこんなに嬉しかった事は余り無い。
ササ峠は別名ラッキーリングと言うらしい、なぜそう言う名が付いたか分からないが私にとっても
この道標を見た時は本当にラッキーな気分だった。

さっきの尾根は鎌尾根だったのだ。
風化浸食された岩場で滑りやすいが眺めが抜群で、山々の連なった雄大な景色は大阪近郊には珍しい。



ササ峠を左に堀河方面へ曲がる。橋を渡り右に行くと道標があり、ボンデン山と堀河ダム、紀泉わいわい村
に分かれる。私たちはボンデン山を選んだ、何故ならば地図に山上の展望台が書かれていたからだ。



ボンデン山の展望台から360度の度眺めは素晴らしかった。海の向こうに淡路島や四国まではっきりと見えた。
南から北に五枚写真を撮る。
   有田・和歌山港、      加太、      みさき公園と泉南市  尾崎・樽井と関西新空港、 泉佐野・貝塚市 方面


北から南に五枚写真を撮る。
    熊取・水間、    和泉葛城山・岩湧山、   橋本・高野山、      粉川寺、          根来寺、 方面


海側を左から右に写す。望遠気味で写したので、海の向こうに四国と淡路島と六甲山系が近くに見えた。



ボンデン山の展望台付近から「紀泉わいわい村」に行ける道が地図に書いてあったが、何ぼ探しても見付からず
あきらめてつづら畑へ下る。

南に2枚和歌山港と加太方面、北に1枚熊取・水間方面。      ボンデン山展望台前の道
 


極楽寺のある集落を通り越つづら畑のバス停に着くが、10分前(平日15:17)に発車していて
次のバスは約3時間半後。仕方なく1時間半かけてJR和泉砂川駅まで歩く。


あ〜疲れた。

 和泉山脈トップ